大黒山
山県市にあります標高499mの山です。山県市三低山のひとつで、頂上から周りの山々を見下ろす絶景が見られます。
アクセス
駐車地住所:〒501-2303 岐阜県山県市片原180−6(グリーンプラザみやま(コテージ村)住所)
麓にあるグリーンプラザみやまに入る道の手前に橋があって、その目の前に専用駐車場になっている空き地があります。特に区画もないので迷惑にならないように停めましょう。近くにトイレはないので済ませておきましょう。
道のりポイント
駐車場を出てグリーンプラザみやまの方へ歩いていくとその道の途中に登山届を書くところがあります。そこで登山届を記入してその先に向かうと、登山道を指す看板があるのでその先から入山します。ここから往復で約3時間ほどの道のりです。
序盤は道は狭いですが緩やかな坂道で、小高い木々が並ぶ森林の中を歩いていきます。道は分かりにくいところもありますが所々に看板もあり、蛍光テープもあるのでそれを参考に進みます。ここら辺は静かで川の流れや鳥の鳴き声に癒されます。
序盤の坂を登り切ると道幅が広くなって、割と緩やかなアップダウンの道のりになります。ここでも小高い木々の間を歩いていく感じで、看板が指す方へと歩みを進めます。ここまで来ると麓からかなり離れるのでとても静かです。
歩みを進めているとまた看板を見つけるのですが、そこには金華山の頂上と同じ標高328mと記されています。有名な山と比較すると分かりやすいですね。その先に標高350mを示す看板もあり、この山の標高が500m近くあると思えばもう少しかなと思えます。
尾根のアップダウンを繰り返した先に、これまでには見たこともないような傾斜の坂道が目の前に現れます。ここが大黒山の中でも一番キツいところなので踏ん張りどころです。そこを乗り越えるとまた看板があってそれが指す方へ向かいます。
歩いていくとだんだん明るくなっていきます。ここも登り坂が多少増えるのでラストスパートです。そして残り100mという看板を越えていくといよいよ頂上に着きます。分かりやすい看板とフクロウの置物が可愛らしいです。ここからの景色についてはまた後述します。
景色を楽しめたところで帰路につきます。頂上の近くはキツい登りが多いので下る時も注意していきましょう。そして尾根の道を通るのですが、個人的にこの景色が登山ならではの景色であるなと気分が高まる道であります。帰りはじっくり見られて癒されます。
そして小高い木々の森林地帯を見渡しながら歩いていくと入り口に帰ってきます。最初に書いた登山届もまた帰ってこれたと記入して帰ります。穏やかな森林地帯に癒されつつ、尾根やキツい坂道もあって頂上の景色も綺麗で、登山が楽しいと心から思える素敵な山です。
イチオシポイント
こちらが標高499mの頂上からの景色です。山県市が都市部である岐阜市から山の方に入っていくという特徴があって、頂上からも見渡す限り山に囲まれてその向こうに町があるという景色が見られます。目の前が緑豊かな光景に包まれる穏やかな空間にとっても癒されます。