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がんだて公園

 下呂市にある自然公園です。溶岩が固まってできた絶壁が見られる巌立峡や、様々な滝を見て回る小坂の滝めぐりを楽しむことができます。

地域:飛騨地域

目的: 自然

アクセス

 駐車地住所:〒509-3111 岐阜県下呂市小坂町落合2360(がんだて公園駐車場)

 公園の入り口が広場になっていて、そこに数十台は停められる無料の駐車場があります。その広場にはトイレもあります。そこまでの道が狭くなっているため、通行の際に気をつけてください。

駐車地画像 全体のMAPその他

道のりポイント

  • 道のり画像スライダー1
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 もう入り口に着いた段階で驚愕でした。入り口を抜けて見えてきたのが巌立と言われる絶壁。それはなんと約5万4千年前の溶岩でできた日本一の溶岩流の断面なのです。駐車場から離れて入り口付近に橋もあって、そこから見てもものすごく圧巻の光景です。

  • 道のり画像スライダー2
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 橋を境に巌立の反対側にも絶壁があります。この壁の下、入り口までの道の途中に牛の鼻づらと呼ばれる穴と地蔵さまがあります。穴が輪っかのようになっているのでその名が付いたのだとか。右の穴から入って数歩で外に出られるのでお参りしてみてください。

  • 道のり画像スライダー3
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 駐車場に戻って公園を散策していきます。公園内にはいくつもの滝があって、それを巡るのが小坂の滝めぐりと呼ばれてます。序盤は水流を眺めつつ、マイナスイオンに包まれた空間の中で癒されながら歩いていけます。道は広くはないので周りを見ながら進みましょう。

  • 道のり画像スライダー4
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 滝めぐりの最初の滝がこの三ツ滝です。その名の通り三つの滝を総称したもので、下流、中流、上流とそれぞれ個性が違って見応えがあります。特に上流は落差は小さいですが、滝壺が広くて深いので、太陽の光が差した時に水面の色がエメラルドグリーンになるそうです。

  • 道のり画像スライダー5
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 三ツ滝の先に分岐があり、地図上の左の道へ行くと急な上り坂になり、それを越え一合目の先から原八丁という溶岩台地の道に入ります。滝があった場所よりかなり上の方に来たのでとても静かです。その道は果てしなく感じますが所々に看板もあるのでその先に向かいましょう。

  • 道のり画像スライダー6
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 原八丁の先にあるのが中崎台湿原、通称どんびき平です。湿原にはデリケートな生態系がたくさん生息しているため、橋の外に足を踏み入れてはいけません。ちなみにどんびきとは蛙のことで初夏に集まってくるそうです。季節によって様々な景観が見られます。

  • 道のり画像スライダー7
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 どんびき平の先に行くと、二つの滝がある場所に着きます。そのひとつがあかがねとよです。地形的に水流が斜めになっているのが特徴的で、滝壺の色がエメラルドグリーンになっているのが綺麗です。苔が赤くなることから銅の意味を持つあかがねの名がついたとのことです。

  • 道のり画像スライダー8
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 もうひとつの滝がこちらの唐谷滝です。岩の壁と壁の間をもの凄い勢いで流れていく様に力強さを感じます。しかもこの壁が囲むようにできていて、中ではその轟音が響いて周りの音をかき消してしまいます。癒しよりもパワーをもらえた気がしました。

  • 道のり画像スライダー9
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 滝を離れて順路を行けば入り口に戻っていきます。この道順では約3時間はかかりますが、三ツ滝だけを見るルートなら30分くらいになります。巌立峡の歴史を知れば人間の一生でもそのスケールの一端を見るには足りませんが、それほどの自然の神秘にぜひ触れてみてください。

イチオシポイント

  • イチオシ画像スライダー1
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 この悠久の時を越える絶壁をいろんなところから見てみてください。駐車場の広場はもちろん、入り口近くにある橋や、入り口から入ってすぐのところでこの絶壁を見上げられる場所があります。どれほどのエネルギーがここに集まったか、その果てしなさに圧倒されます。

  • イチオシ画像スライダー2
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 取材時どんびき平に着いたのは夕方になる前くらいで、ちょうど張っていた水に光が差し込んで逆さまの世界を見ることができました。さらに紅葉の季節だったため逆さ紅葉も拝めました。そういった美しい光景を見てつくづく思います。自然というのは奇跡の賜物だと。

  • イチオシ画像スライダー3
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 こう見ると滝に翼が生えたかのように見えたのですw 唐谷滝の周りも溶岩流からできた地形で、近くで見ると本当に流れが止まってそのまま石になったという様子が伺えます。それが滝を囲むようにできているのですからこれまた神秘的な光景、いやここには神秘しかありませんね。