平湯大滝
高山市にある滝です。飛騨三大名瀑のひとつで、落差64メートル、幅6メートルの大きな水流を眺めることができます。
アクセス
駐車地住所:〒506-1433 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯768−47(滝見展望広場駐車場)
滝が見られる広場の近くに十数台は停められる駐車場があります。そこまでの道の途中に大型バスなどが停められる大きな駐車場もあります。その大駐車場と手前の駐車場の道の間に公衆トイレもあります。
道のりポイント
駐車場から滝までは歩いて数分の一本道です。駐車場に着いた段階で音も聞こえてくるのでそちらの方へと歩いていきます。駐車場には滝についての概要などが書かれた看板もあるので、背景を知ればより楽しめると思います。
砂防堰堤から流れる水流の上に架かる橋の先にもちょっとした看板がありまして、その先にもう少し歩いたら広いスペースがあります。そこから滝を眺められます。道中では滝から流れているであろう水流も見られます。
こちらが平湯大滝の姿です。滝壺の近くには行けませんが遠くからだからこそその規模の大きさがうかがえます。断崖絶壁の狭間から真っ白い帯状になって流れています。さらにそこから流れる水流も近くで見られます。
水流から発せられる音は周りの岩の壁に反響して轟音を生み出して見る者を圧倒します。カメラを限界までズームして見ると、それに触れることすらまかりならんと思わせるほど、神々しく輝いて荒々しく流れる水流に見惚れるばかりです。
自然の神秘をしかと目に焼き付けたところで来た道を戻って帰路のつきます。音がどんどん離れていくのが名残惜しく感じます。そして駐車場に着くのですが、実は駐車場からも滝は見えるのです。しばし滝を眺めつつ、いつかまたこの雰囲気を味わいたいと思いました。
イチオシポイント
平湯大滝にはある伝説があります。甲斐の国の武田氏が飛騨まで支配領域を広めようとして、やっとの思いでここまで来た兵士たちがこの滝を眺めていたところ、滝の口から白い老猿が現れて山中にあった温泉へと導いたのだとか。あの神々しい水流にまさに導かれたのでしょう。