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国見岳

 揖斐川町にある標高1126mの山。頂上からは近くにある山を見下ろすことができ、滋賀県との県境に位置します。片道約1時間ほどですが険しい道もあるので、初心者の方は複数人で行かれた方がいいのかなと思います。

地域:西濃地域

目的: 山 1000m以上

アクセス

 駐車地住所:〒521-0305 滋賀県揖斐郡米原市(国見峠)

 Googleマップに国見峠という地点があり、そこに着くと国見峠の石碑があってその前に数台止められるスペースがあります。近くにトイレはなく、そこまではずっと上り坂になるので通行の際にはご注意ください。

駐車地画像 全体のMAPその他

道のりポイント

  • 道のり画像スライダー1
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 まず入り口が分かりにくいところにあるんです。国見峠の石碑の真後ろに坂道があり、国見岳という看板があってそこから入山となります。駐車地に着いて車を降りてまずやるべきは、山の名前や入り口と示された看板を探すということだとこの時に学びましたw

  • 道のり画像スライダー2
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 序盤は割と緩やかな登りになっていて、整備されているわけではありませんが道も広くわかりやすくて、目印もあるのでスイスイ行けました。個人的にも小高い木々に囲まれた風景が好きなので、楽しみながら歩けました。

  • 道のり画像スライダー3
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 入り口から30分ほど歩くと大きな看板と分岐が見えてきます。順路じゃない方に鉈ヶ岩屋という場所があるとのことで、せっかくなのでここで寄り道します。ただその道のりが狭くてかなりの急坂になっているので、途中のロープを使いつつ足場に気をつけてください。

  • 道のり画像スライダー4
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 目的地に近くなったところに看板があるので、その方向に向かっていくと開けた景色が見えてきます。そのまま進むと大きな岩が重なって雨風が凌げるスペースができています。この場所についての話やそこからの景色については後述します。道中にも大きな岩も散見されました。

  • 道のり画像スライダー5
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 頂上への道に戻りますと、段々坂も急になってきたり道も分かりにくくなってきます。そして途中から岩場を歩くことになりますがロープにしっかり掴まって行ってください。秋の終盤にはもう雪も積もっていて、岩が滑りやすくなるので要注意です。

  • 道のり画像スライダー6
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 岩場の坂道を抜けると平坦で広いスペースが見えてきます。そしてそこから見える景色が絶景なんです。まだ頂上ではないですがこの時点で標高1000mは越えています。その景色がこれかと感動しました。ここで見た景色はまた後述します。

  • 道のり画像スライダー7
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 この広場がかなり広くて、どこから頂上に行けるのかということですが、登山道を示す看板があるのでそれを見つけてください。その方向に向かうと坂道になってくるので、方向を見誤らず景色が開ける場所を目指して登っていきましょう。

  • 道のり画像スライダー8
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 登っていくとある看板が見えてきます。聞く人によってはドキッとするようなその山の名前の看板のすぐ近くに、今回の目的地である国見岳の看板があります。ついに、標高1126m頂上に着きました。その絶景についてはまた後述しますが、ここから有名な伊吹山も見えます。

  • 道のり画像スライダー9
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 先ほど伊吹山が見えるとの話でしたが、国見岳の頂上から伊吹山方面の尾根を縦走すると大禿山と御座峰の頂上にも行けます。その道中の景色もいいのですが、道の険しさや難しさが段違いに上がるので、よほど体力のある経験者に挑戦してもらえたらという寄り道です。

  • 道のり画像スライダー10
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 国見岳の頂上から下って広場に、そこからまた岩場を慎重に降りて分岐に、そこからは緩やかに下っていって入り口にということで、道中でどこにも寄らなければ総じて2時間くらいの道のりです。それだけでも登りがいがあって壮大な景色も見て楽しめるいい山だと思います。

イチオシポイント

  • イチオシ画像スライダー1
  • イチオシ画像スライダー1
  • イチオシ画像スライダー1
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 この岩屋に潜伏していたのが、あの京都にある東本願寺を作った教如上人という方で、なんとあの関ヶ原の戦いの前後の出来事なのです。合戦前に関ヶ原で襲撃されるも逃げてこの岩屋でやり過ごし、合戦後に出て京都で寺を建てたと。ここでこの景色をどう見ていたのかと。

  • イチオシ画像スライダー2
  • イチオシ画像スライダー2
  • イチオシ画像スライダー2
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 こちらが頂上の手前の広場からの絶景です。実は取材時ここが初めての1000m越えの登山だったため、いざその景色を見たときに今までとのそのスケールの違いを感じて驚嘆しました。晩秋の時期で雪化粧をしたもっと高い山も遠くに見えて、心が奮い立ちました。

  • イチオシ画像スライダー3
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 ここが頂上からの景色です。山の向こうに町が見えて、町の向こうに山が見えて、その山の向こうに山が見えてと、どこまでも見えるのではないかという開放感と、登ってこれた達成感に満足感を抱きながら、疲れを癒すようにのんびり眺める。登山の醍醐味を味わえるいい山です。