日本ラインうぬまの森
各務原市にある自然公園です。豊かな自然の中を散策できて、その道の途中に木曽川や各務原市の街並みなどを見下ろせる展望台があります。
アクセス
駐車地住所:〒509-0113 岐阜県各務原市緑苑東6529(日本ラインうぬまの森 住所)
施設の入り口に入ってすぐ横に十数台は停められる広い駐車スペースがあります。営業時間の9時〜17時まで利用できます。入り口の近くにある森の交流館にトイレもあります。
道のりポイント
駐車場から森の交流館へ向かい、その先のふれあい広場を横切っていくと分岐があるので、まずは眺望の丘を目指します。傾斜も緩くて広い舗装されている道を道なりに進むだけなので分かりやすいです。
看板も出てきますがこの萩の道をずっと歩いていくと、眺望の丘へと続く階段があります。登っていくと程なくして広場に出てベンチが見えてきます。そのベンチがあるところから見られる景色が絶景なので、そちらについてはまた後述します。
眺望の丘を後にしてまた舗装されている道を登っていくのですが、その道がさえずりの道といって鳥の鳴き声が聞こえてくるとても静かな空間になってます。さらにその道の途中で見晴らしがいいところがあり、東へ流れていく木曽川や山の上の猿啄城跡の展望台なども見えます。
さえずりの道の突き当たりに着くと、展望塔を指す看板があるのでそちらに向かいます。その先の日本ラインの道を進んでいくと、このうぬまの森の山の名である陰平山の看板を見つけます。標高は240mで登山としても手頃ないい山です。
陰平山の看板を後にして先に進むと、展望塔のある広場に着きます。広場にはベンチがいくつもあったり展望塔にもあっていい休憩スペースになってます。そこから見える景色もいいのでまた後述します。
展望塔を後にして下り道を進むと平和観音があります。観音様の目線の先が日が沈んでいく様子がよく見える見晴らしになっていて素敵です。さらにその先は階段がズラッと並んでいるのですが、その終点に心臓破りの道という看板がありました。下りで良かったですw
その終点は分岐になっているのですが、その分岐のひとつの先に進むと見晴らし台があります。ここから八木三山がよく見えますし、最初に向かった眺望の丘があるところもここから見えます。眺望の丘に戻ったらぜひここを思い出して見てみてください。
見晴らし台から心臓破りの道の分岐に戻り、その隣の道を進んでいくと眺望の丘がある広場の近くの道に戻ってきます。ここから登って展望塔を目指すもありですが相当疲れることは覚悟してくださいw そして最初に来た道を戻っていきます。
最初の眺望の丘との分岐の逆であるうとう峠を指す方に向かいます。その道は石畳が敷かれていて、入ったら程なくして見られるのが旧中山道うとう峠一里塚です。その歴史は江戸時代まで遡り、その時代から使われてきた道であることを示す貴重な史跡です。
石畳が敷かれているのが中山道であり、その終点がいこいの広場になっています。じっくり見て周れば2時間くらいはかかるほど、自然体験はもちろん歴史体験も楽しめるのがこのうぬまの森の素敵なところだと思います。
イチオシポイント
こちらが眺望の丘から見られる景色です。真下にある各務原市から、西濃方面や名古屋方面などの濃尾平野が一望できる絶景です。木曽川が県境になっていて、ここから犬山城も見られます。山々に囲まれた町という岐阜ならではの景色を楽しむことができます。
こちらが展望塔から見られる景色です。こちらも目の前に木曽川があってその先にある愛知県の山々を眺めることができます。山が少ない方である愛知県の中で山があるところが見られる場所という意味で、とても貴重な場所なのではとここで感じました。
中山道いこいの広場の奥にあるせせらぎの道は、森林が深くて山に囲まれているので光も少なく静寂の空間となっています。そしてその道を行くと展望デッキがあって木曽川を眺めることができます。うぬまの森の中でも特に静かで穏やかな空間に癒されます。