日本大正村
恵那市にある大正時代の街並みが再現されている村です。その建物の中には大正時代にまつわる資料館などもあり、その時代の暮らしや文化などに触れることができます。
アクセス
駐車地住所:〒509-7731 岐阜県恵那市明智町(日本大正村 無料駐車場)
Googleマップにある日本大正村と記された施設の目の前に無料駐車場があります。観光者用ともあってわかりやすい入り口や、数十台は停められる広いスペースにトイレもあって安心です。この駐車場内に大正村のマップが記された大きな看板もあります。
道のりポイント
駐車場のすぐ隣にあってこの大正村の中心にあるのがこちらの浪漫亭です。中はお土産屋さんや飲食店になっているのですが、その外観のレトロ感に惹き込まれます。まさにここから時代を越えていくんだというワクワク感が湧いてきます。
地図上の右の方のエリアに向かってまず目についたのがこの大正村資料館です。旧銀行蔵ともあって重厚感がありますね。元々あったものを残しつつ利用しているのも素敵です。中は有料で大正文化の資料がたくさん展示されているそうです。
資料館の真向かいにあるのがこの通信資料館です。こちらは旧郵便局で明知郵便局と右から読む看板も懐かしいと感じつつ、隣には現在使われている明智郵便局があります。建物の色合いや窓や壁の造りが、まさにその時代を象徴しているように感じます。
更に右の方へ進むとあるのがレトロな雰囲気漂う天久資料館と、現代的で綺麗に整えられた大正時代館です。時代館には大正時代の資料の展示がたくさんあるのはもちろん、天久は大正時代にできたカフェで、今もなお喫茶店として現役です。タイムスリップ感を味わえそうです。
天久の目の前にある路地を含めた一体がうかれ横丁です。誰が名付けたかは不明、中馬街道の一部であったため旅人に酒やうどんを売るお店などが並んでいたとのこと。その通りには今では中々見られない家と家を繋ぐ渡り廊下があったりと、昔懐かしの面影が残っています。
地図の左のエリアにあるのが、中心の広場から大正村役場までを一本道で繋ぐ大正路地です。町の発展に貢献した蔵に挟まれ、懐かしい雰囲気漂うそれらを眺めながらただ真っ直ぐ歩いていくだけでも風流があるってものです。
路地の端にあるのがこの大正村役場です。明治時代に本格的な洋風建築として建てられ、昭和時代まで町の役場として使われてました。つまり大正時代においても町を納める重要な役割を担ったという風格や、文化的にもその外観に目を見張るほどの立派な建物です。
そして役場から地図上で上の方に行くとあるのがこの大正ロマン館です。もう遠くから見てもその迫力と優雅さに圧倒されます。まさに当時の洋風建築の粋を極めたものがそこにあります。中は有料で絵画などが展示されていて、まさにロマン極まれし場所になっています。
そしてロマン館の裏にあるのがこの旧三宅家という旧家です。こちら大正時代とは関係ないのですが、そのルーツはこの土地を納めてた明智遠山家にあって、恵那市の指定文化財に選ばれています。山の近くで農業に従事していた家であり、落ち着いた雰囲気を味わえます。
イチオシポイント
ロマン館から大正村や恵那市を眺めて思います。西洋の文化が異国情緒をもたらしながらも、ノスタルジックな景色が郷愁を思わせる、今の時代だからこそそう感じ、これからを生きる人にどんな思いをもたらすか。ロマンを求めた時代や生き様に触れてみて欲しいと願います。