鬼岩公園
瑞浪市にある公園です。その大きさは隣の御嵩町にまで渡る規模で、壮大な巨岩や様々な形をした怪岩などが国の天然記念物にも選ばれるほど、見応えのある景色が楽しめます。
アクセス
駐車地住所:〒509-6251 岐阜県瑞浪市日吉町 (鬼岩公園駐車場)
主要な駐車場が鬼岩ドライブインというレストランやトイレなども完備されている施設です。管理者はそれを知らずに別の駐車場を見つけてしまいましたw もし鬼岩ドライブインが混雑していた場合の参考になさってください。Google mapなら山水美容院さんの前にあたり、看板もあって10数台は停められます。
道のりポイント
国道21号の側道に看板があって、その先に駐車場があります。2枚目の写真の左にある道を道なりに沿って歩いていくと公園の看板があります。取材時は秋の真っ只中で紅葉も綺麗でしたが、入り口には風鈴も並んでいて不思議でした。
橋を渡って程なくしてコースの分岐の入り口になります。この公園は大きく三つのコースがあってそれぞれ片道で20〜30分はかかります。大きな地図の看板や、なんとも見覚えのあるw人形の隣にも地図があるので参考にしていきましょう。
まずは蓮華岩を目指します。その付近には鬼の一刀岩と呼ばれる岩があり、その名の通りの名物岩なんです。そのコースはほぼ登山と言っても過言じゃなく、急坂はもちろん時には岩の上も乗り越えねばならぬほど。ただ看板は多いので迷わず行けると思います。
登り切って岩があるところに辿り着くと休憩所があります。その先の根っこがむき出しの木のそばに目的の岩たちがあります。岩と岩の間を通って間近でそれを見てみたり、岩の上から辺りを見渡したりと、自然の神秘や壮大さを感じられる場所です。その様子はまた後述します。
次は岩巡りコースに入るので一旦下りになります。これが登りだったらキツいと思わせる看板もあります。道なりの先にあるもみじ橋を渡るとコースに入るのですが、ここからは谷になっていて岩と岩の間を歩くようになるので、足場や落石に注意です。
この道の途中には岩屋という岩に囲まれた空間があるのですが、この鬼岩公園の由来になった人物がここに潜んでいたという伝説があるのだとか。中の様子はまた後述します。そしてこのコースも、壁になっていたり裂けているようであったりと様々な怪岩を間近で見られます。
最後のコースが臼岩・展望台巡りコースです。岩巡りコースと分岐している片方の道で再び山登りになります。蓮華岩コースほどの急坂ではないのでひと踏ん張りですね。途中には公園の様子や、一面に広がる山を見られるところもあります。
登っていくと臼岩に到着します。他の岩もそうですが、どのようにしてこんな形に、そしてこの場所に在るようになったのか、それがどれほどの時を越えてきたのか、その壮大さに感動するばかりです。そしてこの先に蓮華岩の絶景ポイントがありますがそれはまた後述します。
歩いてきた道を戻っていき、見返り橋という綺麗な橋を渡って入り口に戻って今回の旅は終了です。終わっても今度はどのコースから周ろうかと考えるくらい、神秘的で壮大な景色はもちろん、その歩き方も楽しめる素敵な公園でした。
イチオシポイント
近くで見ても上から見ても不思議です。通称鬼の一刀岩。まさに一刀両断されたかのような割れ目。アニメのワンシーンに出てくるような、実際出てきて注目されたわけですけどもw 実際に見て触れてなんでこうなったのかと思いを巡らせていただきけたらと思います。
岩と岩の間を進むと、これまた岩だけが組み合わさって洞穴ができていて、その奥には睨みを利かせた銅像があります。旗にもありますがこの関の太郎という人が、住人たちなどに悪行を行っていたことから鬼と呼ばれ、その住処であるこの地が鬼岩と呼ばれたとのこと。
鬼岩公園といえばここからの景色なんですよ。臼岩の先を歩いていくと展望ポイントがあります。そこでは蓮華岩や鬼の一刀岩が綺麗に並んでいるところが見えます。近くで見ても驚きましたが、遠くから見るとその割れ目というか切れ味というか。自然の神秘に驚嘆しました。