乙姫公園
輪之内町にある公園。池の中に巨大な乙姫像が建てられていたり、その向かいには浦島太郎や、神社にその他様々な動物の像が建てられている。この地にまつわるある伝説から作られています。
アクセス
駐車地住所:〒503-0214 岐阜県安八郡輪之内町海松新田(乙姫公園 住所)
専用の駐車場はありませんが、公園の横の側道が砂利になっているスペースがあってそこに数台停められます。公園には像などしかないため長居することはないと思われますが、場合によっては近隣住民の方の迷惑になるので注意しましょう。近くにトイレもありません。
道のりポイント
車を停めた段階でもう見えていた、何重にもなっている鳥居と浦島太郎のような風貌をした像。それに近づきその浦島の目線の先を見ると、浦島を遥かに凌ぐ大きさの乙姫のような風貌をした像が、池の上で立っています。
周りが穏やかな町の景色であるが故に、この存在感凄まじい像が立っているという違和感が興味深くてたまりません。カメラでズームしてみたらよく分かりますが、手入れもかなり行き届いて綺麗なのです。
せっかくなのでいろんな角度や場所から撮ってみました。水面に写った逆さ乙姫にしてみたり、池の周りが草木が生い茂っているのでその間から撮ってみたり。どの場所でもそうですが、被写体がいいとカメラが進みますね。
ひとしきり乙姫を撮れて満足したので次は浦島です。こちらは間近で見られるのでいろんな角度で撮ってみます。こちらも手入れが行き届いてますし、そのなんとも言えない表情に癒されますw
浦島の像の後ろに神社があり、その看板にこの乙姫公園の由緒が書かれてます。水難事故が多かったこの地に漁をしに行った男が、川に吸い込まれた時に出会った女性に警告をされたという伝説が、この町に語り継がれているとのこと。まさにあのお伽話ですよね。
その伝説と関係しているのかいないのか、境内にはさまざまな動物たちの像もあります。子供たちへのいい遊び場になって欲しいというコンセプトもあるみたいなので、こういった工夫がなされているのですね。こちらも綺麗に整えられています。
動物は像だけではなく、灯籠でも作られています。何気なく見ていましたが、よく見るとその精巧さに驚きました。凄い技術と遊び心が合わさるとワクワクします。ぜひ動物が何匹いるのか現地で数えてみてください。もちろん浦島を乗せている亀さんも含めて。
イチオシポイント
個人的ベストショットがこちらです。浦島越しに乙姫を見るという場面です。二度と来るなと言われたけど、あれほど綺麗な人を忘れられるわけがない。今も彼女を思って池を見つめる浦島の背中に漂う哀愁が沁みます。あなたのベストショットをぜひカメラに収めてみてください。