大白木山
本巣市にある標高1234.5mの山です。本巣七名山の中で2番目に高い標高であるため、周りに連なる山々を見渡せます。ただ初心者の方は複数人で行かれた方がよいかと思えるほどその山道は易しくないです。
アクセス
駐車地住所:〒501-1511 岐阜県本巣市根尾上大須
Google マップの折越峠という地点に祠があって、その前の道路が広めのふくらみになっているため、そこに2、3台は停められます。そこが登山道の入り口の近くになります。
道のりポイント
入り口に行く前の話ですが、初めてこの山を登ったのが2024年6月の時で、駐車地である折越峠の林道が土砂崩れにより車両通行止めに。ですので、林道に入る前にある公衆トイレの駐車場に停めて、1時間の登りを経て駐車地に着きました。行く前に道路状況をご確認ください。
駐車地から南に降りて程なく登山道の入り口に着きます。そこに山道の地図もあるので写真を撮っておきましょう。地図にある番号がポイントです。ここから往復で3時間以上の道のりになります。そしてこの入り口付近から早速傾斜が険しくなっております。
入り口の斜面を登って尾根に着いたらロープの先に向かって歩き出します。ここからの道のりは、全体を通して傾斜の厳しいところもそうですが道が分かりにくいため、人が通っただろうなという道を、神経を尖らせて探しながら進んでいかなくてはなりません。
この登山道においてとても重要なのがこの番号の札です。これは地図にもあるので今いる場所がわかるのです。こう数字にしてくれると、進んでいるんだなという実感も湧くのでありがたいです。12番の札を過ぎてしばらく登ると分岐に着きます。
分岐からはより一層気を引き締めてください。より一層道なき道感が増して険しくなります。番号札はもちろん、こういう登山道にある蛍光テープを見失わないように。4番を越えて現れるブロックの足場がある傾斜は特に大変です。足場を作ってくださった方々に感謝です。
ブロック足場の傾斜を越えると景色が開けてきました。いよいよ頂上に向けての尾根です。2番、1番とカウントダウンのようで心も奮い立ちます。実はこの道の間にとてもいい眺望が見られるところがあるのですが、それはまた後述します。
そして今まで視界を覆っていた木々がなくなって青空が広がった時、標高1234.5mの大白木山頂上に到着です。頂上は大きな反射盤が二つある広場になっているので、反射板を日陰に一息入れましょう。ここからもいい眺望が見れるので、それも後述するとします。
さあ無事に帰るまでが登山です。帰り時は来た道を戻るだけですが、この時も番号札や蛍光テープをしっかり探しましょう。この時に思ったことですが、帰り道で振り返って見てみると、この道登ってたよなって思い返すことができます。
13番と14番の間に根上がり桧という木があります。見る角度によっては長い足のように見えてセクシーですw 行きで触れなかったのは気づく余裕も無かったからですw 番号札にも励まされましたが、最後の方で道路が見えた時は心底ホッとしました。登り応えのある山でした。
イチオシポイント
頂上にある反射板の柱がちょうど座ったり立ったりできるサイズ感なので、そこに立って辺りを見渡すともう山が並びに並んで壮観です。あの山々の向こう側はもう福井県なんですよ。頂上まで来れて良かったと思える瞬間です。
前述しました1番〜2番の間の景色です。実は行きの段階で2番の所で振り返って見てみて感動したのですが、これ帰りに見た時の方がよく見えるなと思ってあえて後述しました。本巣市がいかに山に囲まれているかがよく分かります。
あなたはこの違和感、お気づきでしょうか?私はまた帰りに気づきましたw 7番〜8番の間にありますとぐろミズナラです。その名の通り幹がとぐろを巻いているかのようです。根っこから見るとよく分かるのですが、なぜこんなにも艶かしいラインを描けたのかw