白川郷
白川村にある集落。そこにある合掌造りと呼ばれる建物が、歴史的に重要であると評価されて世界文化遺産に登録された、県を代表し国においても言わずと知れた名所です。
アクセス
駐車地住所:〒501-5627 岐阜県大野郡白川村鳩谷(みだしま公園 臨時駐車場)
3つある駐車場合わせて700台以上は停められるほど季節を問わず観光客が訪れます。その時の状況や誘導に従って駐車しましょう。全て有料です。写真は臨時のみだしま公園駐車場で、管理者は一度もメインのせせらぎ公園駐車場に停められたことがありませんw 営業時間が17時までなので時間に余裕を持っていきましょう。
道のりポイント
みだしま駐車場に向かうこの道が白川郷にとってのメインストリートで、そこから枝分かれしていく道を歩いて散策するのがオーソドックスな楽しみ方です。駐車場を出たら早速その特徴的な形をした建物が見られます。
合掌造りとは、梁を山の形に組み立てられたもので、屋根には”かや”という草が使われています。雪が多いこの地域ならではの工夫が施されていて、中にはもちろん民家もあるのでみだりに敷地に入らないようにしましょう。
その工夫は民家だけに限りません。明善寺というお寺があって、その正面にある鐘楼門は県指定の文化財です。下から見るとわかるのですが、屋根の上にまた屋根があるような、そして白川村ならではの茅葺きと、他のところでは滅多に見られない光景になっています。
中には一際大きな建物がいくつもあるのですが、こちらは長瀬家と呼ばれる家屋でなんと5階建てなのです。中に入るには入館料がかかりますが、美術品や昔ながらの生活用具などが展示されています。屋根の葺き替えがテレビ番組で特集されたりもしました。
白川郷と言えば集落を見下ろせる展望台からの景色ですよね。バス停の奥に行くと萩町城跡への入り口があるのでそこから登っていきます。道が狭いので気をつけつつ、途中傾斜が急になるところもありますが、階段も整備されているので頑張って歩きましょう。
登り切った先には広場がありまして、そこが萩町城跡になっています。そしてその更に上へ行くと展望広場になっていて観光客で賑わっています。個人的には城跡からの景色が好きなのですが、展望広場からの景色と併せて後述します。
まだまだ他にも重要な建物や綺麗な景色、様々な出店や民宿などなど魅力がいっぱい詰まっているので、県や国を代表する観光地たる所以を味わいに行ってみてください。何より、集落全体をのんびり歩いて楽しめるという時間を、心穏やかに過ごしてみてください。
イチオシポイント
白川郷といえばこの景色ですよね。個人的には萩町城跡にて木々の間から集落を見る景色が好きです。展望広場からは開けた景色に集落全体を見渡せるのがお馴染みです。個人的には秋色に染まった自然とアースカラーの集落との色合いの感じが落ち着いていて好きです。
前述した明善寺の時にもチラッと見えていましたが、その後ろにあるイチョウがすごく大きくて綺麗なんです。明禅寺の裏にも道があるので、そこまでまわって真近でそのイチョウを眺めることもできます。この点についても紅葉スポットとして推したいところです。
更に推したいところでいえば、水の綺麗さなんです。あるところでは初夏にハスの花を咲かせます。田んぼの水面に建物がくっきりと映ります。水路にはなんとお魚さんまでw まさに美しい自然と共にあるのがこの白川郷なのです。