曽良山
土岐市にある標高712mの山です。その名前は登るルートによって変わるそうで、曽木公園からのルートが曽良山、鶴里方面からのルートは鶴岡山というように呼び分けています。
アクセス
駐車地住所: 〒509-5402 岐阜県土岐市曽木町(曽木公園駐車場)
今回は曽良山の名の下に曽木公園からのルートになりますので、曽木公園にある広い駐車場に停められます。公園にはトイレもありますので、登山する前に済ませておきましょう。駐車場から数分歩き、山の入り口から片道で大体1時間くらいの登山になります。
道のりポイント
駐車場を出て右の方へ歩いていくと分岐があります。その分岐にカラフルな看板があって、それが指す方へ歩いていきます。そこからはほぼ道なりで、所々に看板があります。静かな町中を歩いていくのでこちらも黙々と歩いていきましょう。
町中を抜けていくと2番の看板の先から山道になっていきます。序盤は広くて静かで緩やかな道になっていて、小高い木々が並ぶ景色に癒されます。途中にベンチもありますので、一息入れながら穏やかな気持ちで歩いていきます。
4番の看板の先から道幅も狭くなり、傾斜もキツくなってくるので気合いを入れていきましょう。ほぼ1本道でひもの手すりが道標になっていますし、小高い木々が日陰を作ってくれているので、とにかく1歩ずつ前にという感じです。
この6番の先の道が踏ん張りどころです。4番、5番でかなり体力が削られた上でのキツい傾斜なので、ゆっくり一歩ずつ歩いていきましょう。そして進行方向とは逆方向に見える7番の看板からは、また緩やかな登りになっていくので一息つきながら進みます。
8番からはいよいよ終盤で、山の尾根の緩やかなアップダウンという道のりです。山頂まで約10分という張り紙もあって、ここからは楽な気持ちで歩いていけます。ここまでこれば山の深いところになるので、穏やかで静かで癒される空間を歩いていけます。
9番を過ぎてしばらく歩くと広場のようなところに着きます。ベンチもあってその前にいくつか看板があるのですが、その看板には細野城址や曽木などと書かれており、ここが鶴里方面からの登山道との合流地ということになります。
合流地にある山頂を示す看板の先へいくと、10番目の看板や標高712.4mの曽良山、鶴岡山山頂と書かれた看板とともに、幸せの鐘と銘打った金色の西洋風の鐘がある広場に着きます。ここが曽良山の頂上です。ぜひ願いを込めて鐘を鳴らしてみてください。
山頂の様子についてはまた後述するとして、広場をあとにして帰路につきます。来た道を戻るだけなので、再び合流地で曽木と記された看板が指す方へ歩いていきます。山頂で穏やかな気持ちになれましたし、ここからもただただ穏やかに歩いていけます。
7番から4番の間は傾斜がキツいので下る時は足元に気をつけて歩いていきましょう。総じて小高い木々に囲まれて日差しもキツくなくて、穏やかな森の中で森林浴をしつつ多少の傾斜で運動にもなって、充実した登山を味わえる素敵な山だと感じました。
イチオシポイント
山頂の広場は木々に囲まれているので、開けた景色はありませんが木々の間に周りの山々を覗くことはできます。遠くを見ることもできれば空も見上げられるし、周りは緑で広場にはベンチもたくさんあって、まさに憩いの場という雰囲気に癒されます。
実はこの曽良山ルートの道中に遠くにある山を眺められる場所があります。8番と9番の間に景色が開けている空間があって、そこから飛騨地方方面にある高い山が見られて眺めがいいです。ご丁寧に写真付きの看板があるので、見つけたらぜひ覗いてみてください。