水晶山
恵那市にある標高958mの山です。頂上の眺望はありませんが、途中の尾根を縦走する時に山らしい景色が見られていいです。
アクセス
駐車地住所:〒509-7402 岐阜県恵那市岩村町富田 字鈴ヶ根7-53(岩村ダム管理事務所 住所)
ルートによって様々ですが、岩村ダムからのルートでは三森山を登る時と同じく、岩村ダムの先に広い路肩があるのでそちらに停められます。近くにトイレはないので済ませておきましょう。


道のりポイント
駐車地から山の方へ歩いていくと鳥居が見えてきます。その鳥居は三森山に行く入り口なので、今回はその奥に続く道に向かいます。鳥居の近くにも水晶山を指す看板があります。鳥居の先からは三森山の記事をぜひご覧ください。
舗装された道を抜けて山道に入って行きます。序盤は広くて傾斜も緩やかな道を道なりに進んでいきます。この時点で山の中に入り、近くに川があるので水流の音を聞きながら歩いていけるので癒されます。途中の分岐についてはこの辺りは登るだけなので上り坂を選びましょう。
道なりを進んでいくと坂道に倒れている看板があります。そこに水晶山とも書かれているのでそちらに向かいます。すると鈴が根と書かれた看板があるのでその先に行きます。ここから道幅も狭くなり、傾斜も急になって本格的に山道に入っていきます。
ずっと登りで足元も落ち葉などで滑りやすかったりするので気を引き締めていきましょう。途中でどこを通ったらいいか分からなくなる場所もあるのですが、足元に看板があったりするので道がわからなくなったら周囲をしっかり観察して道を探しましょう。
その先も足元が危ない箇所や、足元が植物だらけで狭くなるところで、この道で合っているのかと不安になったりするかもしれませんが、白い杭が道標になっているのでそれを探しながら歩いていきましょう。
段々空が開けてきたところで分岐に着きます。そこに水晶山を指す看板があるのでそちらに向かうと、ここからは尾根の縦走になります。ここまでずっと登ってきましたがここからは緩いアップダウンになります。
道は狭いですが傾斜は緩く、尾根にたくさん生えてる長い木々を眺めながら歩いていけるのでリラックスしながら進めます。道なりを行くだけですし、所々に看板もありますので安心して歩いていけます。
尾根を道なりにただ歩いていくと、途中で木々の隙間から周囲の山脈が見えたり、進行方向に山が見えてあそこに向かうんだということが分かってモチベーションが上がります。そして10分と書かれた看板を見つけたところからラストスパートです。
ラストスパートは傾斜が急な上り坂になるので気合いを入れていきましょう。登りきった先には広場があって、そこが標高958mの水晶山の頂上になります。その様子については後述します。ここまで大体1時間過ぎくらいの道のりでした。
頂上からは来た道を戻って帰路につきます。前半では不安になった道も帰りでは分かっているし、上から見下ろせるので余裕が持てます。逆に行きでは見なかった看板を帰りで見つけることもあります。登山の楽しさや厳しさに手応えを感じる山です。
イチオシポイント
個人的に登山する際に一番好きな景色が、狭い足場の横に急な斜面があるという尾根なのですが、それがまさにこの山にあります。登山しているなという感覚を特に味わえますし、水晶山はアップダウンが程よいのでとてもオススメです。
こちらが頂上からの景色です。三森山を指す看板の裏に、木と木の間から遠くに連なっていく山脈が見えます。景色が開けているわけではありませんが、この山もこの周囲にある山脈の一部なんだと思うと、大自然を冒険している感覚になってワクワクしてきます。