墨俣サクラ
大垣市にある桜の名所です。墨俣一夜城とその周りを流れる犀川の堤防沿いに約800本もの桜が並んで咲きます。その長い長い桜のトンネルは3.7kmにも及びます。
アクセス
駐車地住所：〒503-0000 岐阜県大垣市墨俣町さい川堤外地（さい川さくら公園 駐車場）
一夜城の近くに数十台は停められる広い無料駐車場があるのですが、桜シーズンの時は有料となります。近くにトイレもあります。ピーク時は特に車の往来が激しくなるので通行の際には気をつけてください。
道のりポイント
駐車場を出てまずは一夜城に向かって行きます。城の周りにも桜の木がたくさんあるって分かりますし、城の前の橋を渡ればすのまた桜まつりののぼりが並んでいて気分も上がります。
城の入り口の前に開花標準木があります。取材時は五分咲きくらいで、ここから満開になるのかと思うとどんな景色になるのだろうかと期待が膨らみました。見に行く際にはこの標準木を参考になさってください。
特に一夜城趾の石碑がある側の桜並木がいいです。戦国時代の柵と一緒に並んでいるのが中々ない光景で趣を感じますし、城をバックに桜を見上げながら撮るのが個人的に綺麗だなと思いました。頭上が桜で埋まるところもあって目の保養になります。
城の前に堤防の一本道があるのですが、その入り口からなんと3.7kmほど、およそ800本もの桜が並んで咲いています。城に近いところでは出店もあって賑わいつつ、桜のトンネルを歩いていれば目の前がずっと桜色で果てしなく感じます。
切りのいいところで引き返そうと思った時に、橋を見つけて桜並木を外から眺めてみましたが、押し寄せるような桜色の波に圧巻でした。桜は散るものですが終わりが見えないと思うほどに。そして来た道を引き返すのですが、桜を眺めてのんびりした時間を過ごせて満足でした。
イチオシポイント
一夜城は歴史上こういった天守はなかったのですが、資料館として後世に伝えるために、そしてこの桜並木も季節の風物詩として楽しんでもらえるように、この町の皆さんが大切に守ってくださってます。そんな城と桜が重なる光景を楽しめる素敵な名所だと思います。
