八木山
各務原市にある標高296mの山です。その八木山の横には双子山や愛宕山が連なっていて、それらを総称して八木三山とも呼ばれています。
アクセス
駐車地住所:〒509-0131 岐阜県各務原市つつじが丘1丁目21 ささえあい広場(八木山駐車場)
八木山小学校の裏にある水道施設の前が駐車スペースになっています。特に区画もなく、駐車地に駐車マナーについて書かれた看板もありますので、それに従って停めましょう。周辺にトイレはないので済ませておきましょう。
道のりポイント
駐車場から八木山を目指すときは、駐車場の目の前にある清水谷道の入り口からと東登山道の入り口から行けますが、今回は東登山道から行きます。駐車場から東へまず長い階段を登り、平坦な道を歩いてすぐのところに東登山道の入り口があります。
頂上まで20分もかからないほどの距離であるが故に、傾斜がキツかったり道幅も狭かったするので気をつけて歩いていきましょう。途中からはこの地方の山によく見られる、地面が岩肌になっているところもあって自然を感じられます。
段々景色が開けてきたところに山頂を示す看板がありました。そちらへ向かうと足場が岩だらけの崖のようなところに出ます。その周囲を散策すると山頂の看板を見つけました。標高296mの山頂からの景色についてはまた後述します。
八木山のみなら来た道を戻るだけですが、せっかくなので八木三山を縦走します。頂上周辺に愛宕山を指す看板があるのでそちらへ向かいます。ここからの下り道は足場と傾斜に要注意です。平坦なところになると駐車場から真っ直ぐいく清水谷道との分岐を見つけます。
先ほどの分岐から愛宕山方面に向かいます。ここからは割と平坦な道なのでスイスイ歩き、程なくして標高248mの双子山の山頂に着きます。ここでの眺望はないのでそのまま歩いていくと新藤谷道との分岐に着きます。こちらはダム広場からの入山するルートです。
先ほどの分岐から愛宕山までの上り坂がかなりの急斜面で、足場も岩だらけになるのでロープに頼りつつ気をつけて通りましょう。途中見晴らしがいいところもありますが、愛宕山頂上からの景色の方がいいので登りに集中します。
急斜面を登り切ると標高269mの愛宕山山頂に着きます。木々の間からいい景色が見られるのでまた後述します。これにて八木三山縦走完了です。八木山頂上からでも30分はかからないかと思われます。帰りに向けてここで一息つきます。
帰り道ですが先ほどの急な上り坂が危ないと思われた方は、愛宕山山頂付近にある八木山を指す看板の先の道へ進んでいきましょう。先ほどよりかは歩きやすいかなと思われます。降りたら再び平坦な道を歩いて双子山山頂を通って清水谷道の分岐まで行きます。
清水谷道も道幅は狭くて斜面も緩くはありませんが、階段があったりと整備されている道も多いので歩きやすいです。この道を抜けると駐車場があるところに着くので帰りの際にはこの道を通ることをオススメします。ここまで2時間もかからないくらいの道のりでした。
イチオシポイント
こちらが八木山山頂からの景色です。濃尾平野を一望でき、西は西濃、南は名古屋、東は中濃から東濃にかけて遠くにある大きな山々まで見られる絶景スポットです。各務原市も含めて岐阜地域から名古屋にかけての一体が町になっている様子がよく分かります。
こちらが愛宕山山頂からの景色です。こちらからは各務原市の様子がよく分かります。真下には小学校もあって子どもたちの声も聞こえてきます。東を見れば双子山や八木山も見えます。八木山で遠くを眺め、愛宕山で近くを眺めるのがこの八木三山の楽しみだと思います。